台湾に初の慰安婦像、そのポーズが意味するものとは…―中国メディア

Record China    2018年8月14日(火) 19時50分

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14日、観察者網は、台湾初となる慰安婦像の除幕式が台南市で行われ、式典に馬英九前総統が出席したことを報じた。

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2018年8月14日、観察者網は、台湾初となる慰安婦像の除幕式が台南市で行われ、式典に馬英九(マー・インジウ)前総統が出席したことを報じた。

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台南の慰安婦像は両腕を曲げて手を頭の辺りに上げるポーズを取っており、これは被害者の変えられない現状へのやるせなさや抵抗、正義への渇望を象徴しているという。

式典を主催した台南市慰安婦人権平等促進協会は、「日本軍はアジア各地に慰安所を設け、若い女性らを慰安婦とした。被害に遭った女性はおよそ20万~49万人。台湾では少なくとも1200人に上ったが、生存する元慰安婦は2人にまで減った。日本政府の正式な謝罪はいまだ得られていない」とし、蔡英文(ツァイ・インウェン)総統の式典出席を希望していたことを説明。馬前総統は「民進党政府は正義へとかじを切り、慰安婦問題のために声を上げるべきだ」と発言したという。

記事はまた、除幕式に多くの日本メディアが関心を寄せたことや、「韓国の民間団体だけでなく、中国でも慰安婦問題に対する積極的な取り組みが見られる」として、16年10月に上海にも慰安婦像が設置されたことを指摘している。(翻訳・編集/野谷

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