「イメージ汚した」蒼井そらに“赤いネッカチーフ”付けさせた企業を共産党指導の組織が批判、中国ネットは「何が悪い」と反発

Record China    2018年8月10日(金) 16時10分

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9日、観察者網によると、日本のタレント蒼井そらが中国でのイベントに登場した際、中国共産党指導の児童指導組織・中国少年先鋒隊のシンボルである赤いネッカチーフを着用していたことで、同隊がイベントを実施した企業を痛烈に非難した。

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2018年8月9日、観察者網によると、日本のタレント蒼井そらが中国でのイベントに登場した際、中国共産党指導の児童指導組織・中国少年先鋒隊のシンボルである赤いネッカチーフを着用していたことで、同隊がイベントを実施した企業を痛烈に非難した。

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中国共産党青年団の微博アカウントは9日「先日、上海臻海実業有限公司が蒼井を雲南省で実施した公益活動に『助学使者』として招待し、赤いネッカチーフを着用させた問題が、ネットユーザーの極めて大きな憤慨を呼び起こした。当該企業は『百臻堂』というブランドの男性用品企業であり、国の法律や社会の公序良俗、少年先鋒隊員が未成年であること、赤いネッカチーフの精神、先鋒隊指導員の栄誉をいずれも無視し、少年先鋒隊のイメージを汚した。われわれはこの行為に対し厳しく譴責する」という中国少年先鋒隊全国工作委員会の声明文を発表した。

記事によると、同委員会が声明を発表してから1時間足らずのうちに、同社は微博の公式アカウントで謝罪声明を出したという。同社は「イベントにて赤いネッカチーフを誤って使用する状況が起き、社会にネガティブな影響を与え、国民の感情を傷つけた。誤りを深く意識するとともに、全国民に深く謝罪する。今後同様の問題が発生しないよう努める」とした。

ところが、この騒動に対して中国のネットユーザーからは少年先鋒隊の「極めて大きな憤慨を呼び起こした」という主張とまったく異なる反応が寄せられている。微博では「なぜ謝る必要があるのか分からない」「蒼井そらはどっかの国の指導者に比べればよっぽどクリーンだ」「蒼井そらはどっかの女性スターたちよりもよっぽどクリーン」「汚職官僚たちだって着用してたことがあるじゃないか。目くじらを立てすぎ」「彼女にはとても健康的なイメージがある。汚い官僚よりはるかにいい」「偽ワクチン問題のほうがよっぽど子どもたちの健全な成長を脅かしてるじゃないか!」など、同企業への批判に懐疑的、否定的な意見がほとんどを占めている。(翻訳・編集/川尻

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