韓国企業は「鍋の中の蛙」、大韓商議会長が警告=韓国ネットユーザーは不安募らせる

Record China    2019年1月5日(土) 9時10分

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26日、韓国・京郷新聞などによると、大韓商工会議所の朴容晩(パク・ヨンマン)会長が、韓国企業について「鍋の中の蛙」と警告したと報じた。写真はソウル。

2018年12月26日、韓国・京郷新聞などによると、大韓商工会議所の朴容晩(パク・ヨンマン)会長が、韓国企業について「鍋の中の蛙」と警告した。

記事によると、朴会長(63)は同日、ソウルにある大韓商議会館の執務室で行った記者団とのインタビューで「韓国経済の構造的下落はあたかも現政府になってからのように言われているが、そうではない」とし、「積もり積もった経済低迷から脱皮するための時間があまり残っていない」と強調。「韓国経済が中長期的に下向き傾向に入ったということを誰も認めない。鍋の中の蛙として生きてきた慣性から誰も抜け出すことができなかった。今は鍋の中の蛙が汗をたらしている時期だが、もうすぐやけどし始めるだろう」と警鐘を鳴らした。

19年の経済の見通しについては「画期的な努力がなければ、今年(18年)同様中長期的な下向き傾向と下方圧力は続くだろう」と話し、「抜本的な改革措置がきちんと行われていない。ぎっしり詰まった規制網、サービス産業進出障害などが全てそのままの状態で、内需不振の要因もそのまま残っている」と指摘。また「成長か分配かを選択する理念的で消耗的な議論から抜け出さなければならない」とし、「規制や制度のプラットフォームを変えて成長しやすくするとともに、両極化の解消と社会安全網の拡充を通じて分配も改善しなければならない」と述べたという。

特に、最近のカップル(相乗り)サービス、協力利益共有制(※大企業の利益を協力会社と分ける制度)、集中投票制などをめぐる社会葛藤の深刻化の原因についても「誰も十字架を背負いたがらないため、(規制関連)法が増え続けている」と指摘したという。

これを受け、ネット上では「企業がダメになれば国もダメになる。誰かは分からないけど、国を売り払おうとしてる」「現政権が国外に出てくれるまで待とう。あと2年の辛抱」「もう移民だけが生き残る道」「規制で企業を死に追いやってる文在寅(ムン・ジェイン)大統領を、国民はただ傍観するだけ?子孫たちのために行動すべきじゃない?」「社会主義経済体制が目前まで押し寄せてる感じ。それなのに政府はなぜ耳をふさいでいるのか!」「文政権は北朝鮮だけは知ってるけど、経済のことは知らない」「朴容晩が大統領になったら、文在寅より500倍はうまくやってくれるだろう」「現時点で韓国はまだ非常事態ではないけど、現政権がまたやらかしてくれたら問題は深刻なものになるに違いない」といった声が上がるなど、不安を募らせている。(翻訳・編集/松村)

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