韓国のGDPランクが12位に下がる=韓国ネットから不満続出

Record China    2018年8月16日(木) 15時50分

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16日、韓国・ソウル経済によると、昨年の韓国の国内総生産(GDP)の世界ランクは、前年から1ランクダウンの12位となった。一方、1人当たりの国民総所得(GNI)は14ランクアップし、31位を記録した。写真はソウルの市場。

2018年8月16日、韓国・ソウル経済によると、昨年の韓国の国内総生産(GDP)の世界ランクは、前年から1ランクダウンの12位となった。一方、1人当たりの国民総所得(GNI)は14ランクアップし、31位を記録した。

世界銀行(WB)は同日、昨年の韓国のGDPは1兆5308億ドル(約170兆2500億円)だったと発表した。韓国のGDP世界ランクは、2009~2013年は14位、2014年は13位、2015~2016年は11位を記録していた。

昨年のGDPの世界ランク1位は、19兆3906億ドルを記録した米国。2位以下には、中国(12兆2377億ドル)、日本(4兆8721億ドル)、ドイツ(3兆6774億ドル)、英国(2兆6224億ドル)、インド(2兆5975億ドル)、フランス(2兆5825億ドル)が続いた。

一方、国民の平均的な生活水準と深く関係する1人当たりのGNIの世界ランクでは、韓国は2万8380ドルを記録し、前年の45位から大きくランクアップした。国ごとに違う物価水準を反映し、実際の国民の購買力を測定する購買力評価(PPP)を基準にした韓国の1人当たりのGNIも、前年の48位から17ランクアップの31位(3万8260ドル)を記録した。これについて、韓国銀行関係者は「為替レートが影響しているようだ」とし、「PPP基準の1人当たりのGNIが上昇したのは、他の国に比べ相対的に物価の上昇率が低いためである可能性がある」と説明したという。

1人当たりのGNIの世界ランク1位は英国領のマン島(8万2650ドル)、2位はスイス(8万560ドル)、3位はノルウェー(7万5990ドル)だった。PPP基準の1位はカタール(12万8060ドル)、2位はマカオ(9万6570ドル)、3位はシンガポール(9万570ドル)だった。

これに、韓国のネットユーザーからは「物価の上昇率が低い?スイカ1個が3000円する国は韓国以外にないと思うけど」「給料は日本より少ないのに、物価は高い。これでうまくいっていると言える?」などと不満を漏らす声や、「GDPまで下がった。韓国の経済を文大統領に任せて大丈夫?」「文大統領は国民の所得を上げると言っておきながら、庶民層や中産層の生活を台無しにしている」「正直、前政府の時より暮らしが貧しくなった」「統計を見ても、文政権より朴政権の方が優秀だ」「朴大統領は僕の生活に何の影響も及ぼさなかったが、文大統領は僕と僕の周りに致命的な影響を与えている」など、現政権への批判的な声が相次いでいる。

その他「朝鮮半島が統一されない限り、韓国はこの順位が限界」と主張する声や、「日本がまだ3位ということに驚き」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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