韓国の子どもの伝統遊びが「慰安婦」に由来していた?韓国ネットに衝撃広がる

Record China    2019年5月20日(月) 15時40分

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20日、韓国・国民日報は「『なぜうちに来たの?』が、つらい歴史である日本植民地時代の慰安婦強制連行事件に由来しているとの主張が出た」と報じた。写真は韓国。

2019年5月20日、韓国・国民日報は「『なぜうちに来たの?』が、つらい歴史である日本植民地時代の慰安婦強制連行事件に由来しているとの主張が出た」と報じた。「なぜうちに来たの?」は日本の「花いちもんめ」によく似た韓国の子どもの遊びの一つ。歌詞は「なぜうちに来たの、なぜ来たの、なぜ来たの」「花を探しに来たんだ、来たんだ、来たんだ」「どの花を探しに来たの、来たの」「○○(相手チームからほしい子の名前が入る)花を探しに来たんだ、来たんだ」というもの。

記事によると、韓国教育部は最近、「なぜうちに来たの?」の歌を小学校の教科書に載せることが適切かどうかを判断するための研究、調査を始めた。同部関係者は19日、「『なぜうちに来たの?』の遊びは日本植民地時代に入ってきたもので、慰安婦強制連行と関係があるとの情報を得て調べたところ、事実関係の把握が必要と判断された」と明らかにした。同部は先月29日に専門家協議会を開催したが、その席で専門家らは「さらに踏み込んだ研究が必要だ」と口をそろえたという。同部は現在、専門家の意見収集を行っている。

この情報を寄せた燕岐郷土博物館のイム・ヨンス館長は「日本植民地時代に娼館主がドアをノックし、その家の母親が『なぜうちに来たの?』と尋ねる場面が出てくる」「『花を探しに来たんだ』の花は少女を象徴し、『○○花を探しに来たんだ』は少女を連行する過程を描写している」などと説明。また「日本でも『花いちもんめ』、つまり『一匁(もんめ)で買った女』という意味で歌われ、人身売買を描写しているとして現在は行われない遊びだ」と主張したという。

一方、遊び研究家のイ・サンホ博士は「文化は相互交流と独創的再創造を繰り返すため由来は正確に分からない」と指摘した。別の専門家も「西欧や中国から日本に流入した後、韓国に入って来た可能性もあるため慎重な検討が必要」との見方を示した。ただ専門家らも「政府の公式的な調査・研究が必要」との認識では一致しているという。

このニュースを受け、韓国のネットユーザーの間には「韓国の伝統文化にこんなものが隠れていたなら、本当に大きな問題だ」「十分あり得る解釈だ。何も考えずに歌っていたよ」「何も知らず子どもたちにこの歌を教えていた…。教科書にも載っているのに…。信じられない」「鳥肌が立つし、恐ろしい」「これが本当なら、韓国が本当に歴史を忘れて生きてきた証拠になる」「どうか事実でないことを願う」など衝撃が広がっている。また「今からでもこの歌を禁止し、子どもたちに良い遊び文化を作ってあげよう」と主張する声も。

一方で「そんなこともあるよ」「税金が無駄。それを調査するくらいなら他のことに回してほしい」との声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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