韓国の国防長官候補、「論文の3分の2以上がパクリ」と報じられる―中国メディア

Record China    2018年9月4日(火) 16時50分

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4日、環球網は、韓国の国防部長官に指名された鄭景斗氏の「論文パクリ疑惑」が報じられたことを伝えた。写真は韓国大統領府。

2018年9月4日、環球網は、韓国の国防部長官に指名された鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)韓国軍合同参謀本部議長の「論文パクリ疑惑」が報じられたことを伝えた。

記事によると、鄭氏は02年2月に韓南大学で経営学修士の学位を取得。当時発表した48ページにわたる論文は無事審査を通過したが、韓国・KBSは3日の報道で「論文の3分の2以上に盗用の疑い」と指摘した。

KBSが鄭氏の論文を分析したところ、9~32ページの内容が1999年発行の他人の論文と一致し、序論や結論にも他の論文の盗用が見られたという。KBSは「鄭氏は参考文献の記載を正確に行っていなかった」と紹介し、「48ページのうち33ページは他人の論文を複製し、貼り付けたもの」と指摘。この問題に対し鄭氏は「論文作成当時、参考文献記載に関する基準に厳格に従わなかった。過失だ」としているが、KBSは「出所を正確に記載しない行為は多くの場合、研究不正行為あるいは盗作とみなされる」と説明したという。

記事はこのほか、韓国大統領府の報道官が以前、「鄭氏は国防分野の専門家。軍事作戦と国防政策の面で豊富な経験を持っている」と評価し、鄭氏が国防改革を推進することに期待を寄せたことも伝えている。(翻訳・編集/野谷

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