米中の貿易戦争が為替戦争へ、韓国金融市場がとばっちり―米華字メディア

Record China    2018年7月26日(木) 7時40分

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24日、米華字メディア・多維新聞は、米中貿易戦争が為替相場戦争へと変化する中で、韓国金融市場がとばっちりを受けていると報じた。資料写真。

2018年7月24日、米華字メディア・多維新聞は、米中貿易戦争が為替相場戦争へと変化する中で、韓国金融市場がとばっちりを受けていると報じた。

トランプ米大統領は19日、米CNBCテレビのインタビューに対して「人民元は今、転がる石のごとく値下がりしている」と発言した。記事は、この発言について「一種の宣戦であり、中国との貿易摩擦を通貨戦争に発展させる意図を示すものと見られている」とした。

その上で、「中国の金融市場の反応は意外なものだった。上海証券取引所の株価指数は20日に2.05%上昇し、23日の取引終了時点で1.07%増となった。トランプ氏の発言後、中国人民銀行が人民元レートを上昇させることを発表しており、これが通貨戦争に対する懸念をある程度和らげたとの認識が出ている」と伝えた。

一方で、「韓国の金融市場はトランプ大統領の発言の影響をもろに受け、全面安の状態になった」と紹介。23日の取引終了時点でKOSDAQ指数が756.96とこの7カ月で最も低い値となり、同日のウォンの対ドルレートが1ドル=1131.4ウォンと前日より2.3ウォンのドル高ウォン安になったことを伝えている。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは22日、「貿易摩擦における最大の被害者はメインプレーヤーではなく、韓国など米中間に挟まれた小規模の開放経済国だ」と報じていた。(翻訳・編集/川尻

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