人民網日本語版 2018年7月20日(金) 18時40分
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欧州連合(EU)は19日、フランスの有名な漢学者で、元在カナダフランス大使のニコラス・シャピュイ氏(61)を次期在中国EU大使に推薦したと発表した。
欧州連合(EU)は19日、フランスの有名な漢学者で、元在カナダフランス大使のニコラス・シャピュイ氏(61)を次期在中国EU大使に推薦したと発表した。中国新聞社が報じた。
欧州対外行動庁の発表によると、EUのモゲリーニ外交安全保障政策上級代表が、EU新任大使24人の推薦リストを発表した。その一人がシャピュイ氏だった。
資料によると、シャピュイ氏はフランス国立東洋言語文化学院を卒業後、パリ第7大学で漢学修士学位を取得した。そのため、しっかりとした中国語の基礎があり、中国の古代の伝統詩歌文学を研究し会得している。
フランスの外交界に進出して以降、東洋文化に精通しているため、シャピュイ氏は何度も中国に派遣され、在中国フランス大使館文化参事官、在上海フランス総領事館の総領事、在中国フランス大使館の公使、フランス外務省アジア大洋州局の副局長などを歴任した。
2003年から05年まで、シャピュイ氏は在モンゴルフランス大使館の大使を務め、15年2月から17年5月まで、在カナダフランス大使館の大使を務めた。そして、今回在中国EU大使に推薦された。実際に選任されれば、大使として外国での任務に就くのはこれで3回目ということになる。
EUの中国における常設機関である在中国EU代表部は1988年10月に設立され、その部長は全権大使の特権を持つ。その公式サイトによると、代表部は主に、欧州と中国が調和ある関係を保てるよう取り組み、EUが中国、モンゴルなどの政治、経済発展の状況を把握する重要なルートともなっている。
現在の在中国EU大使は、在中国オーストリア大使館の元大使であるハンス・ディートマール・シュヴァイスグート氏で、14年9月から同任務に就いていた。(編集KN)
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