ショート動画アプリのユーザーが急増、日本でも人気の「Tik Tok」は月間5億人―中国

人民網日本語版    2018年7月22日(日) 9時20分

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ショート動画プラットフォーム・抖音(Tik Tok)と快手は17日、最新の月間アクティブユーザーに関するデータを発表した。抖音は、世界の月間アクティブユーザーが5億人以上、快手は2億6600万人に達している。写真は日本のTik Tok広告。

ショート動画プラットフォーム・抖音(Tik Tok)と快手は17日、最新の月間アクティブユーザーに関するデータを発表した。抖音は、世界の月間アクティブユーザーが5億人以上、快手は2億6600万人に達している。北京晨報が伝えた。

抖音は世界の月間アクティブユーザー数が5億人を超えたと発表した。同データを抖音が発表したのは今回が初めて。6月に抖音が発表した中国国内のデイリー・アクティブユーザーは1億5000万人、月間アクティブユーザーは3億人に達していた。統計から、抖音は中国国内外で急成長していることが分かる。2017年8月、抖音は正式に海外進出を果たし、同年11月に、北米の人気ショート動画プラットフォームmusical.lyを買収した。現在、抖音の海外版は日本、タイ、ベトナム、インドネシア、インド、ドイツなどで大人気となっている。ここ一年、ダンスなどをメインとしていた抖音・中国版に投稿されるショート動画の内容は、政務、グルメ、人文、親子、旅行など、非常にバラエティーに富むようになっている。主力ユーザーは、当初の18~24歳から24~30歳へと上昇し、同年齢層が全体の40%を占めている。

「世界、自分を記録しよう」をコンセプトにする快手の統計も注目を集めている。通信事業者・聯通(チャイナ・ユニコム)やIT専門研究・分析会社の易観が発表した18年6月モバイルアプリランキングによると、動画が画像やメッセージに代わって、人々の情報を収集したり、遊んだりする主要キャリアになっている。快手の月間アクティブユーザーは2億6600万人で、6月は前月比で4.74%増、使用されたパケットは1ユーザー当たり1カ月平均1671.39Mを記録。ショート動画業界の先頭を走り、ランキングTOP1000で16位に付けた。

今年6月、快手は元祖弾幕動画サイト・Acfunを100%買収した。快手は今後、資金、資源、技術などの面で、Acfunを大々的にバックアップする。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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