2018年7月14日、第20回台北映画祭（Taipei Film Awards）の授賞式が行われ、俳優ロイ・チウ（邱澤）が最優秀主演男優賞に選ばれた。元恋人の歌手で女優のレイニー・ヤン（楊丞琳）が授賞式に参加していたことも注目されている。聯合報が伝えた。

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14日に台北市・中山堂で行われた台北映画祭の授賞式では、台湾映画「誰先愛上他的」に主演したロイ・チウが、最優秀主演男優賞に輝いた。近年はアイドルから脱皮を図り、演技派として評価を高めているロイ・チウだが、「誰先愛上他的」では女性と偽装結婚する同性愛者役を熱演している。

なお、「誰先愛上他的」は今回、最優秀主演男優賞をはじめ、同女優賞、最優秀長編作品賞、メディア推薦賞と4部門を制し、受賞最多の作品となった。女優賞に輝いた謝盈萱（シエ・インシュエン）は、これまで主に舞台劇で活躍。初めての主演映画で大きな賞を獲得している。

この日の授賞式には、主演映画「紅衣小女孩2」が最優秀作品賞などにノミネートされていたレイニー・ヤンも出席。ロイ・チウとレイニー・ヤンは過去に、ドラマ「原味の夏天～僕たちの終わらない夏」（03年）で共演し、これをきっかけに交際が報じられた過去がある。この日の会場では元恋人である2人の動きに関心が集まったが、取材メディアがレイニー・ヤンに「古い友達に会えた？」と意味を含んだ問いかけをすると、「古いって、どのくらい古いの？」と当意即妙に返す場面も注目された。（翻訳・編集/Mathilda）