中国と一帯一路沿線諸国、生態保護をめぐる協力を強化―中国メディア

人民網日本語版    2018年7月18日(水) 5時30分

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中国生態環境部の関係者は、「一帯一路」イニシアティブの下、沿線諸国の生態保護国際協力を強化し、グリーンな発展を促進し、世界の持続可能な発展の全体的な流れに順応させることを表明した。資料写真。

生態文明貴陽国際フォーラム2018年年次総会の「持続可能な開発のための2030アジェンダの実行とグリーンな一帯一路建設の相乗効果」をテーマとするフォーラムがこのほど、貴州省貴陽市で開かれた。中国生態環境部の関係者は、「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブの下、沿線諸国の生態保護国際協力を強化し、グリーンな発展を促進し、世界の持続可能な発展の全体的な流れに順応させることを表明した。人民網が伝えた。

フォーラム会場で同関係者は、「生態環境部は一帯一路生態環境保護ビッグデータサービスプラットフォームの建設を開始しており、かつ国連環境計画と共に一帯一路グリーン発展国際連盟の設立準備に入っている。同連盟は開放的・包括的・自主的な国際協力の場として位置づけられ、一帯一路沿線諸国の政府、関連国際組織、企業、シンクタンク、非政府組織などと共にグリーンな発展と持続可能な開発を推進する。また、一帯一路生態環境保護協力計画に基づき、一帯一路グリーン環境保護国際ハイレベル対話を開催し、生態文明とグリーンな発展の理念・実践を共有する」とした。

同年次総会の重要な内容として、フォーラム会場では出席者が「グリーンな一帯一路と世界生態文明の建設」、「グリーンな一帯一路の建設を革新で駆動」、「持続可能な開発のための2030アジェンダの実行」について議論を掘り下げた。世界生態環境保護及び持続可能な開発のソリューションプランを検討・形成し、人類運命共同体の建設のため努力した。国内外の関係者がグリーンな一帯一路の開放的・包括的・協力・ウィンウィンというプラットフォームに参加し、各自の長所を発揮し、地域と世界の持続可能な開発のため経験と知恵で貢献するよう提案した。

情報によると、持続可能な開発のための2030アジェンダは2015年に国連加盟国によって正式に採択された。現在は17の持続可能な開発目標、139の細分化指標がある。すべての国の発展実現を呼びかけると同時に、地球の保護を求める。一帯一路ビジョンはアジェンダと多くの部分で一致している。この2つの計画の相乗効果を考えると、グリーンな一帯一路を共同建設することで、持続可能な開発の目標達成を促進できる。

フォーラムに出席した業界関係者は、「グリーンな発展と生態文明の建設は、各国が共に求める目標、グローバルガバナンスの重要な内容になっている。これは経済の持続的な発展の動力を強化することになり、人類の永続的な発展の必然的な選択だ。中国は一帯一路沿線諸国と生態保護を巡る協力を加速し、グリーンなシルクロードを共同建設する。中国は世界各国と共に、誠意ある友好的かつウィンウィンなパートナーシップを構築し、人類の発展、環境保護、経済繁栄を共に促進する」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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