「中国も日本のようになってほしい」、中国人記者の投稿に反響続々!

Record China    2018年7月12日(木) 11時10分

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中国中央テレビの評論員で記者でもある王志安氏が先月30日、中国版ツイッター・微博で中国社会のセキュリティーについてツイートしたところ、多数の反響が寄せられた。写真は中国の保安検査。

中国中央テレビ(CCTV)の評論員で記者でもある王志安(ワン・ジーアン)氏が先月30日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で中国社会のセキュリティーについてツイートしたところ、多数の反響が寄せられた。

王氏は「実際、現在は(中国の)地下鉄、バス、裁判所、どこでも保安検査がある。安全のために必要な措置だと分かってはいるが、私は好きではない。私が望むのは、それほど保安検査をせずとも犯罪率の低い社会での生活。例えばお隣の日本がそうだ」と述べる。

続けて、「日本の犯罪率は中国よりも低い。データ上の差は大きくはないが、日本には中国のような保安検査はないし、新幹線(のチケット購入)も実名制ではない。住宅にも防犯扉はない。こうした状況での犯罪率の低さは、私たちとはまったく違う」とし、「未来の中国も、徐々にこのようになっていってほしい」と論じている。

これに対し、中国のネットユーザーからは「日本の治安は確かに良いな」と賛同する声の他、中国の保安検査が犯罪率の低下につながっていることに疑問を呈する声も多く、「国内の保安検査なんてほとんど形骸化してる。地下鉄は荷物検査だけで、コートの中に隠せば毒物だって持ち込める」「保安検査を増やしても、暴力の発生現場が保安検査の無いところに移るだけ」などの意見が並んだ。

また、「中国の犯罪率が低いのは立件される割合が低いからだよ」「政治が変態だと何でも変態になる」といった批判や、「仕方ないよ。『中国の特色ある社会主義(習近平主席が提唱する思想)』だから」とあきらめ半分のコメントも。この他、「保安検査はあった方が安全。中国は日本よりも国情が複雑だから。国だって国民の安全を考えてやっていることだ」という意見も見られたが少数だった。(翻訳・編集/北田

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