文大統領と面会したサムスントップの「ガラケーあいさつ」が話題に

Record China    2018年7月10日(火) 13時10分

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10日、韓国・アジアトゥデイなどによると、文在寅大統領と面会したサムスングループの経営トップ、李在鎔副会長の「ガラケーあいさつ」が話題となっている。

2018年7月10日、韓国・アジアトゥデイなどによると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と面会したサムスングループの経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の「ガラケーあいさつ」が話題となっている。

記事によると、インドを訪問中の文大統領は9日、同国のモディ首相と共にニューデリーにあるサムスン電子新工場の竣工式に参加した。現場では、先に到着していた李副会長が文大統領を出迎え、笑顔で握手を交わした。さらに李副会長が文大統領に向かって何度も頭を下げ、「ガラケーあいさつ(腰を90度の角度に曲げる丁寧なお辞儀)」をする姿が注目を集めたという。李副会長は工場内を見学する際にも頭を下げ、文大統領の訪問に感謝の意を示していたとのこと。

文大統領は李副会長に対し「インドの急速な経済成長にサムスンが大きな役割を果たしていることに感謝する」と述べた。また「韓国への投資も増やし、雇用を創出してほしい」と求めたという。これに対し、李副会長は「大統領の訪問が現地職員にとって大きな力となった。感謝の気持ちでさらに努力する」と述べたという。

李副会長は朴槿恵(パク・クネ)前大統領の友人をめぐる「国政介入事件」で贈与罪などに問われ、現在も最高裁の審理が続いている。そのため、この報道には韓国のネットユーザーから「裁判中に大統領と面会するのは不適切」と指摘する声や、李副会長に対し「丁寧なあいさつをすれば罪が消えるとでも?」「裁判のための賄賂?」「どうしても刑務所に行きたくないのだろう」「心の中では文大統領の任期が早く終わることを願っている」など厳しい声が相次いで寄せられている。

一方「心を入れ替え、従業員に尊敬されるサムスンになってほしい。韓国におけるサムスンの重要性は言うまでもないから」「サムスンには頑張ってもらいたい。サムスンのような企業が増えれば韓国は世界最強の経済大国になれる」などと応援するコメントも。

その他「イベントの主役は李副会長なのに」「文大統領はちょっとずうずうしくない?」「文大統領が参加する必要はあったの?」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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