台風の影響で上海の日本旅行クルーズ船が5日間の海上クルーズに変更=「帰ってこられただけで良かったじゃないか」―中国ネット

Record China    2018年7月8日(日) 20時30分

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6日、新京報は、上海の高級クルーズ船が台風の影響で日本の港に停泊できず、5日間の海上クルーズに変更となったため、乗客とトラブルになったと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2018年7月6日、新京報は、上海の高級クルーズ船が台風の影響で日本の港に停泊できず、5日間の海上クルーズに変更となったため、乗客とトラブルになったと伝えた。

記事によると、7月2日に上海から日本へ向けて5日間の予定で出発した豪華クルーズ船・諾唯真喜悦(Norwegian Joy)号は、台風の影響で予定を変更せざるを得なくなった。もともとの予定では、1日午後4時には出発予定だったが台風のため出発が2日午前5時になり、3日午前8時に佐世保港に到着するはずが台風のため着岸できず、予定を変更して鹿児島に寄港することにした。しかし、水先案内の条件が整わず鹿児島にも寄港できなかったため、結局5日間の海上クルーズに変更したという。

船側の説明によると、このクルーズ船は5つ星の高級クルーズ船で、船内は娯楽施設などが豊富で、食事なども問題なかった。このツアーには約7000人の乗客が参加していたが、予定変更のため日本に全く上陸できなかったことに一部の乗客から不満の声が上がり、スタッフとの間でトラブルになったという。

クルーズ船側は、天候ゆえの不可抗力であるとしているが、600元(約1万円)の補償金と15米ドル(約1650円)の優待券を乗客に提供することを表明している。しかし、乗客からは「台風が来ていると分かっているのに出発したことは、乗客の生命の安全を考慮していない」との声も出ているという。

これに対し、中国のネットユーザーから「安全第一だ。要求が多すぎるんじゃないか」「帰ってこられただけで良かったじゃないか」「これで船が出発しなかったらもっと文句を言うのだろう。船が転覆しなかっただけで十分だ」など、船側の対応には問題はなく、乗客の要求の方に問題があるとのコメントが多く寄せられた。(翻訳・編集/山中)

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