韓国の女子高生はつら過ぎる!子供服より小さい制服に不満続出

Record China    2018年7月8日(日) 18時0分

拡大

5日、韓国・東亜日報は「女子高生の制服は小5の子供服より8センチ小さい」との見出しで、韓国の女子高生の制服のサイズについて報じた。資料写真。

2018年7月5日、韓国・東亜日報は「女子高生の制服は小5の子供服より8センチ小さい」との見出しで、韓国の女子高生の制服のサイズについて報じた。

同紙の取材チームは、大手制服メーカーの売場でソウルのある高校の制服の上着(夏服のブラウス)を購入し、小学5年生用(11~12歳)の子供服(Tシャツ)と比較した。その結果、制服は肩幅40センチ(子供服44.5センチ)、胸囲48センチ(47センチ)、丈51.5センチ(60センチ)、裾幅45センチ(53.5センチ)と、ほぼ子供服より小さいことが判明。制服は高校2年の女子生徒の平均体形(身長160.7センチ、体重57.3キロ)に合わせたサイズだという。記事は「小学校5年の女子児童に比べて身長が15センチ高く、体重が17キロ多い女子高生が、子供服より小さな制服を着て1日10~12時間を過ごしてきた」と伝えている。

大きいサイズを選んでも、幅が広がるだけで長さには差がないため、女子高生らは「下着が見えるため、Tシャツやタンクトップを着なければならない」と不満を訴えているそうだ。また、サイズだけでなく「体のラインを過度に強調したデザイン」も問題になっており、これについて記事は「大手制服メーカーは広告モデルに有名女性アイドルを起用している。医学的には痩せ過ぎのアイドルに合わせたサイズを一般の女子高生が着てきた」と説明している。

同問題はSNSなどで女性たちが積極的に訴えたことで注目され始めた。日本など海外で性別の区別をなくした制服が導入されたというニュースも大きな関心を集めたという。

なお韓国教育部では制服に関して改善方策を設ける計画とのこと。ただし制服の決まりは各学校に任されているため一括的な制服の見直しは難しく、記事は「学校、保護者、生徒間の合意がカギ」と伝えている。

これを受け、韓国のネットユーザーからは1700件近くのコメントが寄せられている。「制服が窮屈で死にそうになるのは事実」「制服の値段も大人の既製服より高い。それなのに汗は吸わないし質も悪いし…。楽な服に変えて~」「高1の娘は入学式以来制服を着ていない。大きめに作ってほしいと伝えても、デザイン自体が短くてタイトだから動きづらい。人間用というより人形用」などこちらも不満を訴える声が目立つ。

そのため「勉強する時も遊ぶ時も楽な服に変えて」「制服のデザイン自体を実用的なものに変えるべき。素材は透けない綿で、値段はシャツが1万ウォン(約1000円)、ズボンが2万ウォン(約2000円)台に。何着も買って洗えるようにして」「ポロシャツと綿のズボンに統一しよう」など新たなデザインを求める声も多く上がった。(翻訳・編集/松村)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携