W杯中継で延長戦の時間を5回も間違えた中国国営テレビアナウンサーが謝罪

Record China    2018年7月5日(木) 16時50分

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4日、観察者網によると、サッカーのW杯ロシア大会の決勝トーナメント1回戦のイングランド対コロンビアの試合で実況を担当した中国国営テレビのアナウンサーが謝罪に追い込まれた。写真はロシアW杯公式球。

2018年7月4日、観察者網によると、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の決勝トーナメント1回戦のイングランド対コロンビアの試合で実況を担当した中国国営テレビのアナウンサーが謝罪に追い込まれた。

4日に行われたこの試合は、90分で決着がつかず延長戦に入った。サッカーの延長戦は前後半がそれぞれ15分ずつ、計30分ある。そのため、試合は120分まで行われる。しかし、中国中央テレビ(CCTV5)で実況・解説を担当したのは洪剛(ホン・ガン)さんは、110分を迎えた時点で「あと5分です」と発言。113分には「延長戦はあと2分で終了です」、115分には「試合終了の時間になりました」と続けた。さらに、117分には「レフェリーはまだ時間を与えます」、118分には「なんと、まだ時間があります!」と実況。その後、119分になってようやく間違いに気づき、「すみません。先ほどはちょっと混乱してまして、延長戦はあと1分あります」と訂正した。

これに対して、中国のネット上ではツッコミが殺到。「笑死するかと思った」「こっちが間違えてるのかと思っちゃったよ」「解説するなら勉強してからにしろよ。恥ずかしい」「中国サッカーのどこが弱いかようやく分かった。全部だった」といったコメントが寄せられ、中には「プロ意識の無さにかけては、CCTVはプロ」とテレビ局を皮肉るコメントも。一方で、洪さんは主にバドミントンやバレーボールなどに詳しい解説員だったため、専門外の種目で使い回されることに同情するコメントも見られた。

その後、洪さんは中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で「本当にすみません。お恥ずかしいところをお見せしました。たぶん、PK戦になってほしいという思いが強すぎたのでしょう」と謝罪。しかし、ネット上では「延長戦が120分だってことも知らない上に、コロンビアをひいきしすぎて客観性がない」「本当にもう解説辞めたほうがいいよ。発言がコロンビア寄りだし常識もない。何度も何度も間違えて、単なるミスじゃない」という批判や、「(洪さんは)放送の中でもう謝ったんだし、しつこい」「ちょっと批判がひどすぎる。見ている人にそれほど影響を与える間違いじゃないし」という擁護の声が入り混じり、紛糾している。(翻訳・編集/北田

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