日本が巨費を投じてロッキード・マーティン社製のレーダー購入へ、貿易摩擦緩和にも寄与―中国メディア

Record China    2018年7月4日(水) 12時20分

拡大

3日、澎湃新聞は、日本が数十億米ドルを費やして米ロッキード・マーチンから長距離識別レーダーを購入する予定だとする、英メディアの報道を伝えた。資料写真。

2018年7月3日、澎湃新聞は、日本が数十億米ドルを費やして米ロッキード・マーチンから長距離識別レーダーを購入する予定だとする、英メディアの報道を伝えた。

記事は、英ロイターが先週、防衛省が長距離識別レーダーを米ロッキード・マーチンもしくは米レイセオンから購入する計画だと報道したことを紹介。匿名の防衛官僚が3日、ロイターに対してロッキード・マーティン社から購入するとの情報を明かすとともに「強い探査能力、使用サイクルのコストが低いことが理由」としたことを伝えている。

その上で「防衛省は2023年までに少なくとも二つの陸上型ミサイル迎撃システム『イージス・アショア』配備を完了する計画だ。これは、自衛隊のミサイル防御システムのグレードアップ計画の一部であるとともに、軍備購入により日米間の貿易摩擦緩和にも寄与する。『イージス・アショア』を二つ購入するとなれば、20億ドル(約2200億円)という予算の倍の値段となる。トランプ米大統領は以前、日本に対して米国の軍備を購入して貿易のバランス化を図るよう求めた」とした。

記事は一方で「レーダー購入の件について小野寺五典防衛相は、公表できるような正式決定には至っていないとコメントした」とも伝えている。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携