「日本に関してウソ報道」を理由に中国人記者が台湾駐在申請を拒否される=「これが台湾の民主か」「報道とは真実かどうかよりも…」―中国ネット

Record China    2018年6月30日(土) 6時40分

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29日、シンガポール華字紙・聯合早報は、花蓮地震で日本に関するネガティブ報道をした中国人記者が、台湾駐在申請を拒否されたと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2018年6月29日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、花蓮地震で日本に関して事実ではない報道をしたとして、中国人記者が台湾駐在申請を拒否された。

記事によると、台湾駐在申請を拒否されたのは、中国の東南衛視の葉青林(イエ・チンリン)記者。葉記者は、今年2月6日に台湾東部の花蓮市で発生した地震の際に、「駆けつけた日本の救援隊は『危険な場所には入れない』と拒否していた」と報道しており、これが原因となった模様だ。

台湾大陸委員会の邱垂正(チウ・チュイジョン)副主委は、28日に聯合早報に対し、「政府は報道の自由を尊重し保証するが、葉記者の事実ではない報道は、中台双方の誤解と衝突を生むため、よく反省してもらう必要がある」と語った。

これに対し、中国のネットユーザーから「これが台湾の民主か。笑っちゃうな」「どこが事実ではないのかを言ってもらいたい」「日本の救援隊が危険なところには入らないというあれだろ?」など、批判的なコメントが多く寄せられた。問題のシーンを撮影した動画は中国のネット上でも拡散したことから、知っている人が少なくないようだ。

一方で、中国国内の報道に不信感を示すコメントや、「報道は真実であるかというより、政治的に正しいかどうかだね」との書き込みも見られた。(翻訳・編集/山中)

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