2018年7月6日、観察者網によると、サッカーのワールドカップ（W杯）ロシア大会でベスト16となった日本の躍進について、中国でも称賛する声が上がっている。

新華社はベルギー戦での惜敗について「巨大空母を転覆寸前まで追い込んだ」と称賛。短文投稿サイト「微博（ウェイボー）」では「アジアの光だ」と絶賛する声が広がった。新華社は記事の最後に中国のサッカーファンの言葉を引用し、日本のここ4年での進歩を認めた。「日本文化の中にある魂が何か理解できた気がする。日本代表はアジアの光とすらいえる。僕たちも早く自分の魂を見つけなければ」。

中国の前向きなメッセージと称賛に対し、日本のネット利用者も「素直に評価してくれてありがとう」、「政治と切り離して考えている。素晴らしい」などと感謝の意を伝えた。

さらに「次は一緒にW杯出ような」との日本のファンの書き込みには、中国のユーザーから「それは無理だ」「とても感動するけど、日本のネットユーザーよ、目を覚ましてくれ（中国には無理）」「努力するよ……」など自信なさげな回答が出ていた。（編集・翻訳/大宮）