中国の安徽省馬鞍山市で22日、警察署のガラスやドアが破壊される事件が発生した。6月27日付で澎湃新聞網が伝えた。

物音を聞きつけて警察官が外に出ると、照明設備や窓ガラス、ドアが破壊されていた。さらに、警察署前に不審な男がうろついているのを確認し、職務質問を行ったところ犯行を認めた。

事件を起こしたのは39歳の男。半月前に河南省から安徽省に来ていたが、職が安定しなかったという。男は、拘留の処罰が科せられれば食べるものに困ることがなく苦労もしないですむと考えて犯行に及んだと供述した。警察署の被害額は約500元（約8300円）だった。警察は男に15日間拘留の処罰を科した。（翻訳・編集/内山）