「万引き家族」が中国でも話題!「マンション一戸買える」チケット高騰ぶり、松岡茉優の人気も急上昇―上海国際映画祭

Record China    2018年6月24日(日) 12時0分

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23日、是枝裕和監督の映画「万引き家族」が、開催中の第21回上海国際映画祭でも最も注目度の高い作品になっている。上映後の舞台あいさつには監督はじめ、出演者の松岡茉優と城桧吏が出席した。

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2018年6月23日、是枝裕和監督の映画「万引き家族」が、開催中の第21回上海国際映画祭でも最も注目度の高い作品になっている。上映後の舞台あいさつには監督はじめ、出演者の松岡茉優と城桧吏が出席した。捜狐が伝えた。

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もともと中国で人気・知名度共に高い是枝裕和監督だけに、第71回カンヌ国際映画祭で最高賞にあたるパルムドールを受賞した「万引き家族」は注目度がさらにアップ。開催中の第21回上海国際映画祭で23日に行われた上映会では、事前に発売された約1000席のチケットは30秒足らずで完売の人気ぶり。地元メディアは、「1枚のチケットで、上海でマンションが一戸買える」とオーバーな表現を使いつつ、その入手困難さと価格の高騰ぶりを報じている。

なお、中国でいち早くパルムドール受賞作が公開されるのは25年ぶり。中国の映画監督チェン・カイコー(陳凱歌)の代表作の1つ、「さらば、わが愛/覇王別姫」以来のこととなった。

上映後の舞台あいさつで是枝監督は、中華圏の映画人たちからの影響にも言及。若い頃にチャン・イーモウ(張芸謀)監督やチェン・カイコー監督の作品を知り、台湾のエドワード・ヤン(楊徳昌)やホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督の影響を受け、現在は中国のジャ・ジャンクー(賈樟柯)監督と交流があることを語っている。

前日の上海到着時には、空港に大勢の地元ファンを集めた是枝監督一行だが、特に注目度が高まっているのが、映画では風俗店で働く“妻の妹”を演じた松岡茉優。「『問題のあるレストラン』の時から注目していた。すごい女優になっていく姿を見守ることがうれしい」「かわいくて演技力もずば抜けていて最強だ」「ぜひ中国映画にも出てほしい。きっと有名監督たちがこぞって使いたがると思う」などといったファンからの熱いコメントが寄せられている。(翻訳・編集/Mathilda

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