●三井住友カード、7月目途に銀聯QRコード決済を導入

　銀聯国際と三井住友カードは、国際決済ブランドによるQRコード決済である「銀聯QRコード決済」の取り扱いを7月上旬を目途に開始する。同決済は中国以外に、アジア太平洋、中央アジア、中東、アフリカの19の国と地域に導入されているが、日本では初めて。現のところ羽田空港、松屋銀座、ラオックス、JTCが導入を予定。

●ANA、福岡空港に自動手荷物預け機を導入、中国語にも対応

全日本空輸（ANA）は22日、自動手荷物預け機「ANA　Baggage　Drop」6台を28日に福岡空港に導入すると発表した。手荷物を預ける作業がよりスムーズになるという。外国人客も利用できるよう、日本語、英語、中国語（繁体字・簡体字）、韓国語で案内を表示する。

●モバイルの有機ELディスプレイ市場、中国勢などの参入で需要活性化の見込み

TPCマーケティングリサーチによると、モバイルの有機ELディスプレイ市場はこれまでサムスンディスプレイがほぼ支配してきたが、今後は中国勢をはじめとするディスプレイメーカーの参入により、需要が活発化する見込み。有機EL材料市場は2017年度が約1820億円、18年度は前年度の約1．3倍の約2422億円、20年度には17年度の約2．0倍の約3562億円と、急成長が予想されるという。

●アップルの音楽制作ソフトGarageBand　for　Mac、最新版は中国の民族楽器も追加

アップルが22日にリリースした音楽制作ソフトGarageBand　for　Mac（ガレージバンド・フォー・マック）10．3には、扱い可能な楽器に中国の民族楽器である古箏（グージョン）も追加された。17年11月にリリースされたGarageband　for　iOS　2．3にはすでに古箏が追加されていた。中国メディアは「中国と西洋の調和」などと歓迎している。古箏は日本の「琴（こと）」と同族の楽器だが、楽器改良が進んだことで機能性が高い。GarageBand　for　Mac　10．3では日本の琴や太鼓も追加された。（翻訳・編集/如月隼人）