Record China 2018年6月21日(木) 6時30分
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19日、中国メディアの科技日報は、四川省成都市の西南交通大が開発を進めている中国版「ハイパーループ」について、「高温超電導リニア+真空管」技術が採用されることになり、試験運転での最高速度が時速1500キロに達することが期待されていると報じた。資料写真。
2018年6月19日、中国メディアの科技日報は、四川省成都市の西南交通大が開発を進めている中国版「ハイパーループ」について、「高温超電導リニア+真空管」技術が採用されることになり、試験運転での最高速度が時速1500キロに達することが期待されていると報じた。
記事によると、ハイパーループは、米実業家のイーロン・マスク氏が2013年に公表した次世代輸送システム構想で、チューブ内を空中浮上して走行し、理論上の時速は1207キロに達するという。米新興企業バージン・ハイパーループ・ワンの実験ではこれまでに時速387キロが達成されている。
同大の張衛華(ジャン・ウェイホア)首席教授は19日、北京で開催中の交通運輸に関する国際会議で、「世界最速の真空高温超電導リニアのモデル車両の実験線の建設が成都市内で進められており、年末までに完成し実験が開始される見通しだ」と明らかにした。
張教授によると、「高温超電導リニア+真空管」技術に基づく実験プラットフォームは今年9月に国の承認を得られる可能性があり、プロジェクトの完成までに31カ月かかる見通しだという。
記事は、早ければ2021年4月にも試験運転での最高速度が時速1500キロに達することになると伝えている。(翻訳・編集/柳川)
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