2018年6月19日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で、サッカー・ワールドカップ（W杯）ロシア大会グループリーグで日本に敗れたコロンビアのサポーターのマナーの良さが紹介され、多くの中国ネットユーザーから称賛を集めている。

ある日本の情報を紹介する微博アカウントによると、19日の試合を現地で観戦していた日本のサポーターが試合後にツイッターで、観客席の下に落ちているごみを拾ってごみ袋に入れるコロンビアサポーターの様子を公開。これについて同アカウントは「コロンビアのサポーターたちは日本のサポーターを祝福するおおらかさを見せた上に、日本のサポーターと一緒にごみ拾いをした。試合には負けたが、マナーでは負けていなかった」と伝えた。

このシーンに、中国のネットユーザーは「これは称賛されるべきだ」「これこそスポーツマンシップ」「われわれも学ばなければ」「日本人のマナーは本当に非の打ち所がない。前回のW杯もそうだったけど、負けてもごみの片づけは忘れない」など、日本人とコロンビア人双方へ称賛が寄せられた。

また、「自分のルームメイトなんて、試合を見ると相手を罵倒してばかり。本当に気分が悪い」「身の回りにそういう人、いっぱいいる。確かに気分が悪い」「中国代表がW杯に行けば、私たちサポーターはやっぱり同じように（ごみ拾い）するよ」「でも、中国代表がそのチャンスをくれないからな」などの感想も見られる。

さらに、19日の試合では日本とコロンビアのサポーターが並んで観戦する様子が中継で多く映し出されていたと指摘する声もあり、「両方のサポーターがとても和やかな雰囲気だった」「日本とコロンビアのサポーターが一緒になって肩を組んでいる様子が映ってて笑った。これこそスポーツマンシップだ」とのコメントが出ていた。（翻訳・編集/川尻）