採用されたら100万円?サムスンの“異色企画”が注目集める=韓国ネット「うらやましい」「この世にタダなどない」

Record China    2018年6月19日(火) 10時20分

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19日、韓国・ファイナンシャルニュースによると、サムスン電子が新入社員の中から優秀な人材に1000万ウォン(約100万円)を支給していたことが分かり、注目を浴びている。写真は韓国ウォン。

2018年6月19日、韓国・ファイナンシャルニュースによると、サムスン電子が新入社員の中から優秀な人材に1000万ウォン(約100万円)を支給していたことが分かり、注目を浴びている。

記事によると、サムスンは今年4月、グループの上半期の大卒新入社員採用の合格者を発表した。このうちデバイスソリューション(DS)部門の優秀合格者には、入社後に1人1000万ウォンずつが支給されたという。なおサムスン電子の事業部門は半導体事業が主力のDS部門、携帯電話を作る情報技術・モバイル(IM)部門、消費者家電(CE)部門など大きく3部門に分けられ、今回は完成品(セット)であるIMとCEは対象に含まれていない。

前例のないニュースが出回ると、就活サイトでは事実をめぐる論争が繰り広げられた。これについて、サムスン関係者は「DS部門合格者を対象に、入社の成績が優秀な上位合格者にのみ賞金として1000万ウォンを支給している。今回新しくできた制度ではない」と明らかにしたという。

記事は今回の措置について「入社初期における優秀な人材の離脱を防止し、一種のロイヤルティを与えるための措置」と分析している。

これを受け、韓国のネット上では「さすが大企業。人材を大切に思ってるんだね」「プロ(選手)からしたら一種の契約金といったところ。うらやましい」「それなのに現政府と一部メディアは(サムスンを)嫌っている」「株価の管理もちょっとはしてよ」「この国はもう駄目だから米国に行った方がいい」「1000万ウォンがタダでもらえると思う?この世にタダなどない。足かせじゃないの?」「一般企業は辞める心配から名刺も作ってくれない」など、1000件以上のコメントが寄せられた。(翻訳・編集/松村)

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