2018年6月17日、中国版ツイッター最大手・新浪微博（SINA Weibo）主催の映画アワード「第3回新浪微博電影之夜」が上海で行われ、俳優エディ・ポン（彭于晏）と女優チョウ・ドンユィ（周冬雨）が最優秀賞に輝いた。新浪が伝えた。

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「新浪微博電影之夜」は16年に誕生したばかりの新しい映画賞ながら、数億人にのぼる新浪微博のユーザーの投票を募るため、世間の声が直に反映された賞として、すでに大きな影響力を持つ。17日、授賞式が上海市で行われ、最優秀俳優賞に台湾の俳優エディ・ポンが、同じく女優賞に中国の女優チョウ・ドンユィがそれぞれ選ばれた。

近年はアイドルから実力派俳優へと飛躍し、引っ張りだこの人気のエディ・ポンはこれまで、台湾や香港版アカデミー賞で何度もノミネートされながら受賞を逃してきた。今回、デビュー16年目にして初めて大舞台での受賞を決めたことで、感慨もひとしおの様子。受賞の言葉として、応援し支えてくれた母親と祖母への感謝を口にしている。

今や若手トップクラスの売れっ子女優になったチョウ・ドンユィは、チャン・イーモウ（張芸謀）監督の映画「サンザシの樹の下で」で一般からヒロインに抜てきされてデビューした。この日の授賞式には、恩師のチャン監督がプレゼンターとして登場したことで、「受賞よりも監督と並んで立てたことに感激します」と興奮した様子でコメント。チャン監督の映画から誕生した女優たちは「謀ガール」と呼ばれるが、実力派女優となった現在も、その名前が付いて回ることをどう思うか司会者から聞かれると、「本当にすばらしいことだと思う。どうかその名前をずっと記憶していてほしい」と、誇らしげに語っていた。（翻訳・編集/Mathilda）