20都市のシェア自転車墓場を撮影した映像作品、中国ネットで話題に「資源のシェアの名のもとに行う大々的な浪費」

Record China    2018年8月2日(木) 23時20分

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28日、新京報は、20都市のシェア自転車保管所を撮影した動画作品について紹介した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真はシェア自転車。

2018年7月28日、新京報は、20都市のシェア自転車保管所を撮影した動画作品について紹介した。

この動画作品は、呉国勇(ウー・グオヨン)氏が、中国国内の20都市にある30カ所以上のシェア自転車保管所を訪れて撮影したもので、「無処安放」(置く場所がない)との題名がつけられている。

動画では、各メーカーの色とりどりのシェア自転車が、保管場所によって整然と並べられていたり、乱雑に積み重ねられたりしている様子が映っている。撮影者の呉氏は「上海で撮影した時に調べた資料によると、上海市には約170万台以上のシェア自転車が投入されたが、50万台ですでに飽和状態だとのことだ。つまり残りはすべて廃棄物になる」と語っている。

さらに「アモイ市の光景は驚くべきもので、(シェア自転車が)非常に高く積み重ねられていた。資料によるとアモイ市では、16年と17年に7社合計35万台のシェア自転車が投入されたが、シェア自転車保管場所の作業員によると、10万台以上がここで保管されているという」と動画で紹介している。

これを見た中国のネットユーザーからは「シェア自転車は道路占拠税を支払うべきだと思う」「資源のシェアの名のもとに行う大々的な浪費」などの批判的なコメントや、「田舎の農民に配ればいいのに」「貧困地区の子どもたちにあげればいい。無駄にすべきではない」などの意見が多く寄せられた。

一方で「シェア自転車の利点は欠点よりずっと多い。どんなものも初期には問題が発生するものであり、これは正常なこと」と、シェア自転車に擁護的なユーザーもいた。(翻訳・編集/山中)

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