中国が「まねをする国」から「まねをされる国」になり始めた4つの理由―米誌

Record China    2018年6月17日(日) 15時0分

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15日、米経済誌フォーブスは、欧米の起業家にとって中国は「まねをする国」から「まねをされる国」になり始めたと伝えた。資料写真。

2018年6月15日、米経済誌フォーブスは、欧米の起業家にとって中国は「まねをする国」から「まねをされる国」になり始めたと伝えた。環球時報(電子版)が報じた。

中国がコピー大国の時代は終わり、コピーされる時代がやってきた。理由は主に4つある。最も重要なのは、中国のネットが単にサービスを提供する場であるだけでなく、未来の起業家が切磋琢磨する訓練の場所になったことだ。新しい企業はネットを舞台に新たな科学技術を生み続けている。

さらに、海外で専門知識を得た留学組が、帰国して科学技術を偏愛する中産階級として育っていることだ。中国には昨年だけで約43万2500人が海外留学を終えて帰国。過去10年で中国の大学新卒生は約7倍の約700万人に急増するなど、若い人材は増え続けている。

第3にスマートフォンが急速に普及したことだ。アプリによる支払いが行き渡り、起業家にもビジネスチャンスがもたらされている。中国は個人がパソコンよりスマホ利用に一足飛びで進展した。

最後に人口に比べて金融機関の数が少なく、金融基礎インフラの整備が未着手なことだ。人口10万人当たりの銀行の数は米国の3分の1にすぎない。インフラやサービスをゼロから作る必要がある状況が商機を生み出している。(翻訳・編集/大宮)

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