日本のラジオ体操、実は中国に大きな影響を与えていた―中国コラム

Record China    2018年6月13日(水) 5時10分

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日本のラジオ体操について、中国のポータルサイト・捜狐は10日、「中国にも大きな影響を与えた」とつづったコラムを掲載した。写真は中国の四川省で2010年に行われた「昼休み体操」の普及活動。

日本は明治初期から健康増進のために体操が取り入れられ、1928年にはNHKでラジオ体操が放送された。日本のラジオ体操について、中国のポータルサイト・捜狐は10日、「中国にも大きな影響を与えた」とつづったコラムを掲載した。以下はその概要。

中国のラジオ体操は1951年に初代がお披露目され、国民的な運動となった。多くの学校が取り入れたため、伴奏を聞いただけで体が動いてしまう人も少なくないはずだ。では、中国のラジオ体操はどのようにして誕生したのだろうか?一般的には、日本のラジオ体操を参考にしたといわれている。

日本のラジオ体操は、中国に渡った日本人によって持ち込まれたといわれており、中国のラジオ体操の創作に携わった劉以珍氏も日本人からラジオ体操を教わり、それをベースに中国の初代ラジオ体操を作り上げたという。

日本は明治から体操を重視しており、体操を通して国民の体質を改善しようとしてきた。集団を対象とした体操において豊富な経験を持っていたため、中国はそれを参考に自国のラジオ体操を誕生させたのだ。中国人の中にはこの事実を受け入れられない人もいるかもしれないが、他国の長所で自国の短所を補うことに問題はない。短所を認識しながらも補おうとしないことの方がよほど危険なのだ。(翻訳・編集/内山

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