東京五輪で金30個目指す日本、中国メディアは「日中のより激しい戦い」を予想

Record China    2018年6月7日(木) 9時50分

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6日、2年後の東京五輪で日本が「金メダル30個」の目標を掲げたことについて、騰訊体育は「日中の間でより激しい戦いが繰り広げられそうだ」と指摘する記事を掲載した。資料写真。

2018年6月6日、2年後の東京五輪で日本が「金メダル30個」の目標を掲げたことについて、騰訊体育は「日中の間でより激しい戦いが繰り広げられそうだ」と指摘する記事を掲載した。

記事は冒頭、日本が「金メダル30個獲得を目指す」としたことを伝え、「これは思い付きなどではない。各競技団体から聞き取った現状をもとにした数字だ」と説明。中国が君臨する「アジアトップの座」を日本が奪う可能性に言及し、「日本は前回のリオデジャネイロ五輪で金12個だった。開催国という強みで30個という大幅な飛躍を実現できるのだろうか?」と疑問を投げ掛ける。

これに続けて「開催国がメダル獲得数を大幅に伸ばす例は過去にある」と、2000年のシドニー五輪で金28個だった中国が五輪招致成功後に開かれたアテネ五輪(04年)でその数を32個に増やし、08年の北京五輪では51個(その後、3個はく奪)を実現したことを指摘。背景に開催国ならではの力の入れようや強みがあることを認めた上で、「日本が前大会で獲得した12個にとどまることはあり得ない。東京五輪へとスイッチが切り替わって以降、外部からは『日本の台頭を重視せよ』との声が上がっている」と説明した。

記事は「過去のどの時代にバドミントンで日本人が頂点に立っただろうか?」「これまで中国卓球代表が誰かを恐れたことがあっただろうか?」などと、近年の日本選手の活躍に触れ、新星が順調に育っていることにも言及。東京五輪で追加される5競技(野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン)が日本の金メダル獲得に貢献するとの見方を示した上で、「日本の金30個は高望みではない。日本の爆発的メダルラッシュが起きたら、中国は手に汗を握ってしまうだろう。もちろん現在は全てが仮想にすぎない。ただ、想定できることは日中の戦いの場で立ち上る煙はますます濃くなるということだ」と締めくくった。(翻訳・編集/野谷

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