「日本大使館前の慰安婦像は望ましくない」ソウル市長候補の発言に、韓国ネットも共感「像を設置しても慰安婦問題は解決しない」

Record China    2018年6月5日(火) 11時20分

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5日、韓国・ソウル経済によると、ソウル日本大使館前の慰安婦少女像について、次期ソウル市長選挙の候補者が設置に否定的な見解を表明した。写真はソウル日本大使館前の慰安婦少女像。

2018年6月5日、韓国・ソウル経済によると、ソウル日本大使館前の慰安婦少女像について、次期ソウル市長選挙の候補者が設置に否定的な見解を表明した。

韓国最大野党「自由韓国党」の金文洙(キム・ムンス)ソウル市長選候補は、外信記者クラブの記者会見で、日本メディアからの質問に対し「慰安婦が生きていた時には、先頭に立って仕えていた」としつつも「亡くなってからもずっと路上に少女像(慰安婦像)を設置し、日本との関係を悪くすることは望ましくない」と述べた。

さらに「路上にたくさんの少女像を設置することは、日韓関係にあまりにも刺激的であるため注意する必要がある」とし、「日韓関係に害を与えるため、それ(慰安婦像の設置)には反対する」と述べた。また「私がソウル市長になったら、誰が日本大使館前に少女像を設置したのか調べた後、会話の席を設け、話を聞いて判断する」と語ったという。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「まあ確かに日本は大切な隣国だからな」「金候補の言葉に同意する。国家の安全保障と歴史は分けて考えるべきだ」「そもそもなぜ慰安婦像を設置しないといけないのだ。慰安婦像を設置したからといって慰安婦問題が解決するのか。左翼連中の出世の手段だということにまだ気付かないのか」「どれだけ多くの韓国人が日本を旅行し、日本文化を享有し、日本製品を使っている?日本は明らかに友邦だ。金候補の考えは正しい」など、意外にも金候補の見解に多くの賛同の声が寄せられた。

その一方で「日本がしたことを忘れないためにも、慰安婦像の設置は必要」といった主張や、「このような非常識な考え方を持った候補を選出するわけにはいかない」など、強硬な意見も見られた。(翻訳・編集/三田)

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