「韓国の第一印象に影響する!」=空港で堂々と違法営業のタクシー、「摘発は限界」との指摘も

Record China    2018年6月4日(月) 9時30分

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1日、韓国・アジア経済はこのほど、韓国のタクシーのマナー問題を報じた。写真は韓国のタクシー。

2018年6月1日、韓国・アジア経済はこのほど、韓国のタクシーのマナー問題を報じた。

記事によると、仁川国際空港のタクシー乗り場では、不法客引きから連絡を受けたタクシーが先に待機していたタクシーを無視し、割り込むという事態が頻繁に発生している。手口も年々巧妙化しており、管理当局の取り締まりも難航しているという。

仁川地方警察庁観光警察隊の調査によると、タクシーの不法営業行為の摘発件数は、取り締まりを開始した2014年(7~12月)の168件から、2015年は440件、2016年は643件と急増。17年は359件、今年は116件(4月末時点)と減少傾向にあるが、警察は手口の巧妙化により摘発を免れているケースもあるとみている。また、このような客引き行為は一般のタクシーより「コールバン」と呼ばれる大きく黒い車種でより深刻だとして、取り締まりを強化しているとのこと。

仁川空港公社も、別途人員を投入するなどタクシー営業の透明化に向けて努力しているというが、記事は「摘発には限界がある」と指摘。警察関係者は「警察はもちろん、公社職員らも顔を知られている。(例え)摘発されても軽犯罪処罰法により5万ウォン(約5000円)の切符を切られるだけなので、堂々と不法行為を行うドライバーもいる」と嘆く。今後については「私服警察を投入した取り締まりを強化」「処罰強化のための法令の見直し」を挙げている。

これを受け、ネット上では「韓国の品格が落ちる」「韓国の第一印象は空港やタクシーで決まるというのに、何とかならないの?」などと不安の声が上がっている。

また「なぜ管理をしないの?」「人手不足なら一帯の警察をまとめて投入して一網打尽にしたら?。捕まえられないのは怖いから?それとも癒着関係?国民には見えてるのに、警察の目には映らないのかな?」など警察の力不足を指摘するコメントも。

そのため「韓国も他国のように目的地のチケットを買う空港タクシーにしたら?その方が信頼できるしトラブルも防げる。最近じゃ東南アジアも導入してるのに」「処罰が軽すぎ!捕まったら免許取り消しにすれば怖くて二度とできないだろう」と対策を提案するユーザーも多くみられた。(翻訳・編集/松村)

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