「尖閣と言わず、中国ごと日本人に統治させよう」=ある会社代表の過去のツイートが物議―中国

Record China    2018年5月28日(月) 11時30分

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27日、北京日報の微信アカウントは、先ごろネット上「8000万元も納税しているのに学校に入れない」と発言して波紋を呼んだ人物が、過去にも政治的な問題発言を繰り返していたと伝えた。資料写真。

2018年5月27日、北京日報の微信アカウントは、先ごろネット上で「8000万元(約13億6000万円)も納税しているのに学校に入れない」と発言して波紋を呼んだ人物が、過去にも政治的な問題発言を繰り返していたと伝えた。

記事は、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で北京の学校制度を批判して波紋を呼び、書き込みを削除した「粉筆張小龍」という名のアカウントについて、「過去にも行き過ぎた発言を繰り返していたことをネットユーザーが発見した」とし、その一例を紹介している。

2012年8月19日には「多くの歴史資料を見たが、抗戦期間中、日本人が統治した蘇州杭州の多くの市民は、国民政府統治下よりも暮らしぶりがはるかに良かった。東北三省も日本が統治していた時代は、国民政府時代よりも良かった。日本人の方が統治が上手なのだから、釣魚島(日本名:尖閣諸島)、台湾、海南島だけでなく、大陸を全部日本人に渡して統治してもらった方がいい」とツイート。その数日後には「英国人にわれわれを統治してもらおう」といった趣旨の書き込みを行ったという。

さらに、14年1月1日には「子どもを連れて人民英雄記念碑を拝みに行こうとしたら、30分列に並んだ揚げ句、入場制限だと言われて入れてもらえず、道路の反対側からがら空きの広場を見て嘆息するしかなかった。まあ、昨年考えが変わって文盲とゴロツキの混合体である人民英雄にはもう興味が失せたから、見なくてもよかったか」などとツイートしていた。

記事は「粉筆張小龍」について、「微博のプロフィールを見ると『北京粉筆藍天科技公司CEO』となっている。国家企業信用情報公示システムによると、この会社は15年設立で、法定代表者は『張小龍』だ。そしてこの企業は、(政治を批判する言論を繰り返しているにもかかわらず)『科学技術型中小企業』の資金補助を受けている」などと指摘している。(翻訳・編集/川尻

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