ごみの山が北京郊外を占拠、住民は悪臭に悲鳴―中国

配信日時:2012年4月14日(土) 18時1分
ごみの山が北京郊外を占拠、住民は悪臭に悲鳴―中国
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13日、北京市は年々増えるごみの山に悩まされている。写真は同市郊外に不法投棄されたごみ。
2012年4月10日、英紙フィナンシャル・タイムズによると、中国北京市は年々増えるごみの山に悩まされている。かつて緑に囲まれた郊外の農村も、今ではビニールシートに覆われた巨大なごみ埋め立て場が占拠。周辺住民は悪臭に悲鳴を上げている。13日付で環球時報が伝えた。

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同市郊外の通州区の住民は、ごみとの“同居”を余儀なくされている。アパートや工場の間にごみが埋め立てられ、シートで覆われたその姿は、さながら緑の小山だ。住民の1人は「ごみは毎日運ばれてくる。悪臭がしないわけがない」と話す。

急速な経済成長を遂げた中国で、ごみ処理は各都市が抱える最大の難題だ。ごみの増加速度は人口が増える速さを超え、中国全体で生み出されるごみは世界最多の年間3億トン。2000万人の人口を抱える首都北京で排出されるごみの量は1日2万3000トン。もはや市の処理能力を超え、通州区を含む周辺地域では不法投棄が絶えない。

中国政府は今後3年で国内90カ所にごみ焼却発電所を建設する計画だ。しかし専門家は「出されるごみの量を減らすことが重要」と指摘。ごみ問題が今後、中国の環境悪化をさらに深刻化させるとの懸念も出ている。(翻訳・編集/AA)
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