トランプ米大統領と中国・習主席、ZTE問題の罰金で激しい駆け引き―米メディア

Record China    2018年5月27日(日) 12時50分

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26日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)は、トランプ米大統領の中国通信機器大手・中興通訊(ZTE)に対する制裁見直し発表について「中国の習近平国家主席とトランプ氏との電話会談で激しい駆け引きがあった」と伝えた。

2018年5月26日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)は、トランプ米大統領の中国通信機器大手・中興通訊(ZTE)に対する制裁見直し発表について「中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席とトランプ氏との電話会談で激しい駆け引きがあった」と伝えた。

トランプ大統領は25日、米誌フォーブスに対し「習氏に電話をして『ZTEの業務再開に向けて助言がほしい』と要請した。同社の関係事業には数万人が関わっており、自分の故郷でもZTEは多くの人々を雇用しているからだ」と述べたことを明かしていた。

会談で習主席は、制裁緩和の代わりに5億ドル(約547億円)の罰金支払いを提案。トランプ大統領は15億ドル(約1670億円)を主張した。さらにZTE経営陣の刷新や、安全保障上の懸念の解消、米製品の購入を要求したという。協議の結果、罰金は13億ドル(約1422億円)に落ち着いた。(翻訳・編集/大宮)

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