高畑勲さんの「お別れの会」で宮崎監督が涙、中国ネットも「巨匠は旅立った…」

Record China    2018年5月16日(水) 11時40分

拡大

15日、肺がんで先月5日に亡くなった映画監督の高畑勲さんの「お別れの会」が三鷹の森ジブリ美術館で営まれた。写真は三鷹の森ジブリ美術館。

2018年5月15日、肺がんで先月5日に亡くなった映画監督の高畑勲さん(享年82)の「お別れの会」が三鷹の森ジブリ美術館(東京都三鷹市)で営まれた。この模様は中国でも報じられ、ネット上には高畑さんをしのぶ声が改めて寄せられている。

スタジオジブリの設立メンバーである高畑さんのお別れの会には宮崎駿監督や鈴木敏夫プロデューサー、これまでジブリ作品に関わった関係者など多くの人が出席した。

冒頭、「開会の辞」を述べた宮崎監督は「パクさん(高畑さんの愛称)は95歳まで生きると思い込んでいた」「パクさんの教養は圧倒的だった」などと涙を交えながら挨拶。中国・新浪娯楽は15日付の記事でこうした様子を伝えるとともに、高畑さんが生前、「かぐや姫の物語」「平成狸合戦ぽんぽこ」「火垂るの墓」などの作品を手掛けたことを紹介している。

ジブリ作品は中国でも根強い人気を誇り、高畑さんの訃報が報じられた際は多くの中国メディアが関連記事を連日配信し、ネットユーザーからも悲しみの声が寄せられた。「お別れの会」開催にもさまざまなコメントが投稿されており、「巨匠は旅立ったんだね」「どうぞ安らかに」「作品は永遠」「『火垂るの墓』は見るたびに泣いちゃった」「高畑監督の作品、大好きでした」などの書き込みが見られた。(翻訳・編集/野谷

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携