中国の近年の軍艦建造は驚異的=総数は伝統的な海上大国に匹敵―米メディア

Record China    2018年5月14日(月) 19時20分

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13日、米メディアのデジタルジャーナルはこのほど、中国の近年の軍艦建造スピードは驚異的であり、その総数は伝統的な海上大国に匹敵すると伝えた。資料写真。

2018年5月13日、中国メディアの参考消息網は、米メディアのデジタルジャーナルがこのほど、「中国が過去4年間に、世界の多くの伝統的な海上大国に匹敵する総トン数の軍艦を建造したことが分かった」と報じたことを紹介した。

デジタルジャーナルの今月1日付の記事は、中国海軍が今年4月、南シナ海海域で海上閲兵を盛大に行ったことについて「中国艦隊の作戦能力を誇示するものであり、中国海軍の近年の巨大な進歩を示すものでもある」と指摘した。

記事は「20世紀の最後の10年と今世紀の最初の10年に、中国海軍の造船所は従来のものに多くの改良を加えた大量の艦艇を生産した。だが最近は、少数のモデルを大量生産する傾向にある」とし、2012年以降に新型の052D型ミサイル駆逐艦が13隻進水し、他の軍艦も同様だと伝えた。

さらに「14年以降に中国に加わった潜水艦、戦艦、水陸両用艦、補助艦艇の総数は、ドイツ、インド、スペイン、英国の海軍で現在使用されている艦艇の総数よりも多い。しかし14〜18年のトン数では日本と英国が若干多い」とし、「14年以降に建造された艦艇の中で、最も普及しているタイプは056型コルベットであり、現在保有する46隻のうち28隻が14年以降に進水した。この艦艇は、冷戦終結以降で比較可能などの艦艇よりも速いスピードで建造されている」とした。

そして「米国と中国の最近の軍艦生産量を比較すると、その結果は驚くべきものになる」とし「12〜14年に米国は総トン数で先行し、それには10万トンの空母ジェラルド・R・フォードも含まれる。だが15〜17年になると、中国が大幅に先を行くようになり、自らの空母も建造した」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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