習近平主席が日本特使に「対等の席」を用意! 韓国特使との待遇の違いに韓国ネットが落胆

Record China    2019年4月25日(木) 18時40分

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25日、韓国紙・中央日報は「韓国特使を下座に座らせた習近平国家主席が日本特使とは向き合って座った」と報じた。写真は習主席。

2019年4月25日、韓国紙・中央日報は「韓国特使を下座に座らせた習近平(シー・ジンピン)国家主席が日本特使とは向き合って座った」と報じた。

記事によると、中国の習主席は24日、安倍晋三首相の特使として訪中した自民党二階俊博幹事長と会談し、6月に大阪で行われる主要20カ国・地域首脳会議(G20)への出席を表明した。習主席が直接、参加意思を示したのは今回が初めて。

記事は、同日の会談での二階幹事長の席の位置に注目し、「二階幹事長は習主席と対等の位置で向き合って座った。まるで両国の首脳が会談しているようだった」と説明。その上で「日本と中国の関係が改善され、前より密着している状況を示している」と分析している。

また、「過去に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が送った2人の特使への対応と違う」とし、「李海チャン(イ・ヘチャン)元首相が2017年5月に訪中して習主席と会談した際、習主席がテーブル中央の上座に座ったのに対し、李元首相はその右側の下座に座った」と説明した。これは習主席が香港特別行政区行政長官と会談する時と同じ席の配置であり、当時は高高度防衛ミサイル(THAAD)配備問題により中韓の対立が深まっていたため「中国が不快感を表したのではないか」との分析も出ていたという。2018年3月に鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長が文大統領の特使として訪中した際も同様で、習主席が上座にあたる長方形のテーブルに座り、鄭室長は中国側の同席者の楊潔チ政治局員と向き合う位置に座ったという。

記事は、今回の会談で習主席が二階幹事長に「日中関係は正常軌道に戻り、積極的な発展の動きを見せている。互いに脅威にならず、協力の同伴者となり、相手の発展の力になろう」と話したことを併せて伝えている。

このニュースは韓国で注目を集め、ネットユーザーからは「韓国は文大統領が就任してからの2年で世界から孤立してしまった」「無視を超えて、ついにからかわれるようになってしまった」「韓国の外交は本当に絶望的だ。毎日のように“惨事”が起きている」「北朝鮮を擁護し続けた結果だよ。自業自得」「韓国は何をされても文句を言わないから、中国に完全に見下されている」「中国に行った文大統領は1人でご飯を食べ、特使は下座に座らされ…。韓国の外交はどうなっている?これ以上、韓国の格を落とさないでほしい」など、韓国の外交を懸念する声が続出している。

また、「文大統領は習主席を見習ってほしい。習主席はきっと安倍首相を嫌っているが、それを顔に出さない。なぜなら経済を発展させなければならないから。日本政府の助けが必要な時だから!韓国は過去のことばかり考え、反日を叫んでいる。国民はそれでもいいけど、政治家はそれを表に出すべきではない」「韓国は米国と同盟以上の関係を維持しなければならない。でないと中国など北東アジアの国と肩を並べることができない。米国を軽視してはいけない」などと訴える声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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