「私は刺身テロにも遭った」韓国野党代表の驚きの武勇伝に韓国ネットは呆れ

Record China    2018年5月10日(木) 6時50分

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9日、韓国の最大野党「自由韓国党」の洪準杓代表の発言が韓国のネット上で注目を集めている。資料写真。

2018年5月9日、韓国の最大野党「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表の発言が韓国のネット上で注目を集めている。

ハンギョレなど複数の韓国メディアによると、洪代表は同日、国会本庁前の階段で第2野党「正しい未来党」のキム・ドンチョル院内代表と会い、握手を求めた際に「私は往年に刺身テロにも遭った。こぶしを振るうやつなど怖くない」と述べた。同階段は「自由韓国党」のキム・ソンテ院内代表が5日に見知らぬ男から暴行を受けた場所だという。当時、キム・ソンテ院内代表は与党「共に民主党」によるネット上のコメント操作事件をめぐって断食中だった。男は国会内のトイレを利用するため階段を上っていたキム・ソンテ院内代表に近づき、お菓子を渡すふりをしてそのまま殴りかかったという。

洪代表は同日午前に国会本庁の「自由韓国党」党代表室で行われた行事「文在寅(ムン・ジェイン)政府の1年の政策診断討論会‐最悪の雇用成績表、言葉だけの雇用創出政策」に出席するため移動中だった。洪代表の言葉を聞いたキム・ドンチョル院内代表は「ホホホ」と笑ったという。

ソウル新聞によると、洪代表が言及した「刺身テロ」とは、検事時代に地域の暴力団を掃討する際に起きた事件とみられている。洪代表は光州地検の検事だった1991年、報道陣に「(暴力団団長とみられていた)ヨ・ウンファンが私の家に出刃包丁を送って脅迫した」と明らかにしていたとのこと。

これについて、韓国のネットユーザーからは「発言のレベルが低い。なぜこんな人が野党代表なの?」「どうせうそ」「配達員のミスで荷物が間違って届いただけでしょ?」「いつ?誰から?証拠は?」「夢で見た話?」「そんな強気な発言をしていたら本当に殴られるぞ」など呆れた様子のコメントが数多く寄せられている。

また、洪代表は昨年末に日本で安倍晋三首相と面会した際、深く頭を下げて握手したことが「屈辱的」と批判を浴びていた。そのためコメントには「日本色の強い刺身との表現を使うなんて」「やっぱり彼は親日派だ」「発言に日本語が多すぎる」などと指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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