「日本の積極的な支持と協力を期待」文大統領が日朝対話を促す=「やっと日本にも話題が」「どこの国の大統領?」―韓国ネット

Record China    2018年5月8日(火) 11時30分

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8日、韓国メディアによると、韓国の文在寅大統領が日朝関係の正常化に言及した。写真は韓国大統領府。

2018年5月8日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が日朝関係の正常化に言及した。

文大統領は同日、日本メディアのインタビューに対し「日本は朝鮮半島の平和と繁栄のために非常に重要な役割を果たすことができる。完全な非核化を達成するための韓・米・日の共助、北朝鮮の体制安全保障のための日朝関係の正常化などさまざまな側面からだ」と指摘したという。

さらに文大統領は「金正恩(キム・ジョンウン)委員長とも(4月27日の南北首脳会談で)日朝関係について話を交わした。安倍晋三首相が過去の問題の清算に基づく日朝国交正常化を推進する意志があることを金委員長に伝え、金委員長もいつでも日本と対話する用意があると明らかにした」とし、「米朝首脳会談の成功はもちろん、朝鮮半島の恒久的平和定着のため今後の日本の積極的な支持と協力を期待している」と述べたという。

また文大統領は過去の歴史問題に関連し「私は両国(日韓)が過去の問題を賢く克服するために努力していく一方で、歴史問題と分離して両国間の未来志向的な協力を進めていこうという立場を一貫して明らかにしてきた」と述べ、「ツートラック」戦略をもってアプローチしてきたことを強調したという。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「なぜ日本が北朝鮮と対話する必要がある?」「日本は拉致問題で北朝鮮との対話に割り込んでくるな」など日朝対話への否定的な意見とともに、「日本は北朝鮮との国交正常化が嫌なのか?」「ジャパン・パッシングと言われる中でやっと日本にも話題が及んだな」など、今まで対話へのアプローチが行われてこなかったことに言及する意見も見られた。

また文大統領に対しては「いつから北朝鮮の報道官に就任したんだ」「どの国の大統領なのだ」「もっと自国民への関心を示して」など否定的な意見の一方で、「文大統領は外交の達人」と評価する声も。

その他「私は自分の兄まで殺した人を絶対に信用しない」「朝鮮戦争でどれだけの韓国人が死んだと思っているんだ」「金正恩は韓国に謝罪すべき」など北朝鮮への不信感をあらわにするコメントも散見された。(翻訳・編集/三田)

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