2018年5月5日、中国メディアの騰訊網によると、米国でこのほど行われた世論調査で、トランプ米大統領がノーベル平和賞に「値する」と「値しない」の意見が二分される結果となったという。

米調査会社ラスムッセン・レポートが先月30日と今月1日に実施した世論調査で、トランプ大統領が朝鮮半島の核兵器廃絶に成功すればノーベル平和賞を授賞するに値すると答えた割合は42％だった。一方で、45％が「値しない」とし、13％は「どちらとも言えない」と回答した。

米FOXニュースによると、米サウスカロライナ州のグラハム共和党上院議員は先月28日、「トランプ大統領が朝鮮半島の核兵器廃絶に成功すれば、彼はノーベル平和賞を授賞する資格を得る」と表明した。その後、韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領が「ノーベル平和賞はトランプ大統領が受け取るべきだ」などと発言すると、トランプ大統領は今月1日、「とてもうれしい」と感謝の意を表明した。さらに今月2日には米下院の共和党議員ら18人が、トランプ大統領をノーベル平和賞の受賞者に推薦するとの書状をノーベル賞委員会に送ったと伝えられている。（翻訳・編集/柳川）