巨大化する中国映画市場、日本も合作通じてシェア獲得狙う―中国メディア

Record China    2018年5月7日(月) 6時40分

拡大

5日、観察者網によると、中国映画市場の急速な拡大を受け、日本の映画界が合作映画の製作を通したシェア獲得を狙っている。写真は中国の映画館。

2018年5月5日、観察者網によると、中国映画市場の急速な拡大を受け、日本の映画界が合作映画の製作を通したシェア獲得を狙っている。

中国映画市場は17年、興行収入が日本の4倍にあたる前年比13.5%増の559億元(約9580億円)に達した。9日に予定されている日中首脳会談では、映画合作の推進についても話し合われる見通しだ。日本は中国の巨大市場進出に本腰を入れる。

台湾を拠点に活動する日本人女優、池端レイナは4月16日、北京で開かれたイベント「北京・日本映画週間」に出席。中国への進出を表明し「中国映画市場はとても大きく、今後合作映画も増えるだろう。中国の俳優と共演もしてみたい」と語った。

中国映画市場は10年以降、おおむね10%のペースで拡大している。20年には世界最大の700億元(約1兆2000億円)規模に達する見通しだ。これに対し、日本の映画市場は約2000億円前後で推移するにとどまっている。北京大学の専門家は「日本のアニメーションを通じ、日本人と同様の価値観を持つ中国人が増えている。日本映画が受け入れられる土壌はある」と話している。(翻訳・編集/大宮)

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