駐米日本大使がTPP復帰を提案、トランプ大統領は同意せず―中国メディア

Record China    2018年5月6日(日) 7時20分

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4日、海外網は、杉山晋輔駐米大使は2日、米国に対してTPPへの復帰を再び求めたが、トランプ大統領の同意は得られていないと伝えた。資料写真。

2018年5月4日、海外網は、台湾メディア・聯合報の報道を引用し、杉山晋輔駐米大使は2日、米国に対して環太平洋連携協定(TPP)への復帰を再び求めたが、トランプ大統領の同意は得られていないと伝えた。また、日米貿易の交渉で打開策があるかについて杉山大使は、分からないが、やらなくてはならないと語ったという。

杉山大使は、ワシントンで開催された日米同盟安全フォーラムに出席し、そのあいさつの中で北朝鮮、中国、日米安全協力、日米貿易などの議題について語った。

記事によると杉山大使は、「安倍首相とトランプ大統領は、自由で公平で互恵的な貿易交渉を行うことで合意したが、米国側は二国間交渉が重要であるとしているのに対し、日本はTPPこそ最良の解決方法だとしており、どのような打開策があるかは分からないが、私たちは必ず打開策を見つけなければならず、また必ず見つけることができる」と語った。

また、ロバート・ライトハイザー通商代表は、5月1日に中国商業に関するフォーラムに出席し、TPPへの復帰に関する質問に対し、「トランプ政権は今でも2国間交渉が重要で、多国間交渉より公平だと考えている」と答えたという。ライトハイザー通商代表はさらに、「米国は日本との二国間交渉を希望している」とも述べている。(翻訳・編集/山中)

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