日本パッシングはなし!韓国大統領が6年ぶり訪日へ=韓国ネット「今までの外交とは違う」「安倍首相との距離を縮められる?」

Record China    2018年5月2日(水) 11時20分

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2日、韓国メディアは「韓国の文在寅大統領が日本訪問を皮切りに、本格的な南北首脳会談後の外交に乗り出す」と伝えた。資料写真。

2018年5月2日、韓国・東亜日報は「韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が日本訪問を皮切りに、本格的な南北首脳会談後の外交に乗り出す」と伝えた。

記事によると、文大統領は9日に日本を訪問し、安倍晋三首相、中国の李克強(リー・カーチアン)首相との日中韓首脳会談に臨む。安倍首相とは会談後に別途で昼食会を行う予定だという。日韓首脳が会うのは2月の平昌冬季五輪以降3カ月ぶりのこと。

文大統領は安倍首相に南北首脳会談の結果を直接説明し、その後の措置について日本の積極的な関与を要請する予定だという。記事は「年初より始まった南北融和ムードにおいて『ジャパンパッシング』を懸念し、消極的な態度を見せていた日本を、今回の訪問を通じて朝鮮半島平和への友軍にしておくというのが文大統領の計画」とし、「これにより、米朝首脳会談で非核化に合意した場合に展開される経済協力に日本の積極的な参加を誘導する」と分析している。

また記事は「従軍慰安婦問題などで関係がギクシャクする日韓関係の改善を試みる意図もある」と指摘。韓国大統領府関係者は「現職の大統領が日本を訪問するのが6年ぶりというのは、これまで日韓関係がどのような状態だったかを示している」とし、「朝鮮半島の平和ムードを契機に、韓日関係も確実な未来志向関係に進展させるのが目標」と述べているという。

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