日本で災害が起きたらどうしよう!中国人観光客の不安にこたえたアプリが登場―中国メディア

Record China    2018年3月30日(金) 8時50分

拡大

26日、中国新聞網は、訪日中国人客のための災害対策として、日本が避難アプリを開発したと伝えた。資料写真。

2018年3月26日、中国新聞網は、訪日中国人客のための災害対策として、日本が避難アプリを開発したと伝えた。

記事は、「日本は地震など自然災害が頻発するため、多くの訪日中国人が災害時の避難などについて心配をしている」と説明し、「訪日中国人の増加を背景として、日本では最近、訪日中国人を対象にした避難誘導と観光案内が一体となったスマートフォン用アプリが開発された」と紹介した。

ここで紹介されているのは「ポケットシェルター」という無料のアプリで、iPhone、アンドロイドのいずれにもインストールできる。このアプリを通して日本の関連部門からの災害警報情報を受け取ることができ、位置情報を基に使用者の位置を確認して、中国語で最寄りの避難所へ案内してくれるという。

また、災害発生時にインターネットに接続できない状況に対応するため、このアプリでは地図をあらかじめダウンロードしておけば、サーバーに保存しているオンライン時の位置情報を基にオフラインでも最寄りの避難場所に案内してもらえるようになっている。

そして、ネットが復帰した時に使用者が正常な行動をとっていれば、あらかじめ登録しておいた連絡先へアプリが安全を知らせるメールを送信。正常ではなかった場合は連絡先に使用者の最後の位置情報を送信し、早期発見できるようになっているという。

災害が発生していない状況では、中国人旅行客のために最寄りの観光地やトイレ、レストラン、免税店などの場所情報を提供する。すでに18万件もの関連情報が含まれているという。

記事は「ポケットシェルターの開発は、日本を観光立国としてさらに一歩進め、より多くの中国人観光客を呼び寄せる重要な方法であり、スマホ時代の中国人旅行者の災害発生時における避難という需要に適応したものである」と紹介した。(翻訳・編集/山中)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携