ペットボトルの汚染深刻―仏メディア

Record China    2018年3月18日(日) 1時55分

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15日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)によると、米ニューヨーク州立大学の研究チームが世界9カ国でペットボトル入りミネラルウオーターの成分を調べたところ、調査対象の93%からプラスチックの微粒子が検出された。資料写真。

2018年3月15日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)によると、米ニューヨーク州立大学の研究チームが世界9カ国でペットボトル入りミネラルウオーターの成分を調べたところ、調査対象の93%からプラスチックの微粒子が検出された。

調査はブラジル、中国、インド、インドネシア、ケニア、レバノン、メキシコ、タイ、米国で、フランスのエビアン、中国の娃哈哈、ネスレのピュア・ライフなどを対象に実施。調査対象のサンプル250種類のうち、93%からポリエチレンテレフタラート、ナイロン、ポリプロピレンなどが検出された。中には通常水に含まれる値の30倍含まれているケースもあったという。

一方、ガラス瓶入りのミネラルウォーターから検出されたプラスチックの微粒子は、ペットボトルに比べて少なかったという。研究チームの担当者は「ミネラルウオーターにプラスチックが含まれる原因は、環境汚染のほか、水がボトルに詰められる工程にあると考えられる」と話している。(翻訳・編集/大宮)

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