金正恩委員長がトランプ大統領に伝えた「特別メッセージ」とは?=韓国で関心高まる

配信日時:2018年3月11日(日) 22時20分
金委員長がトランプ氏に伝えた「特別メッセージ」=韓国で関心高まる
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10日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が韓国の鄭義溶国家安保室長を通じて米国のドナルド・トランプ大統領に伝えた「特別メッセージ」に関心が集まっている。写真はトランプ大統領と金正恩委員長の似顔絵。
2018年3月10日、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が韓国大統領府の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長を通じて米国のドナルド・トランプ大統領に伝えた「特別メッセージ」に関心が集まっている。韓国・世界日報が伝えた。

記事によると、韓国政府関係者は9日(現地時間)、米ワシントン駐在の韓国メディア特派員らとの懇談会で、「金委員長がトランプ大統領に特別に伝えたメッセージがあった」とし、「ただし、首脳間でやり取りされた内容を明らかにすることはできない」と語った。さらに「そのメッセージは(米朝)首脳会談を成功させるための信頼構築の一環であり、非常に包括的な内容だった」と説明した。

トランプ大統領は「特別メッセージ」を鄭室長から口頭で直接受け取ると、非常に肯定的な反応を見せ、金委員長からの米朝首脳会談の提案を即座に受け入れたという。

韓国政府関係者は「金委員長が伝えた『特別メッセージ』は、すでに公開された内容ではない」と明らかにしている。世界日報は「これは金委員長と北朝鮮の核・ミサイルの脅威という懸案と直接関係のない他の別個事案への立場を伝えたということ」と分析した。

「特別メッセージ」を受け取ったトランプ大統領もまだこの内容について言及しておらず、ツイッターで8日、米朝首脳会談を推進する方針を表明し、「大きな進展があった」と歓迎の意思を示すとともに「金正恩委員長が韓国代表団に単純な(核・ミサイルの)凍結ではなく、非核化について話し、この(話し合い)期間に北朝鮮のミサイル実験はないと言った」と述べるにとどまっている。

金委員長が伝えた「特別メッセージ」に関連し、ワシントンの外交筋からは、同メッセージが単に核・ミサイルの懸案を解決するにとどまらず、トランプ大統領とともに「世界平和」に積極的に貢献するという「平和へのメッセージ」とする分析が出ており、金委員長の平和へのメッセージは「ノーベル平和賞」受賞の可能性があるとする解釈も出ているという。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「本当に危険な中途半端な状態だ。書面もなく、口頭で伝えた北朝鮮のメッセージしかない。書面で条約を結んでも常に破ってきた北朝鮮だぞ。朝鮮半島を崖っぷちに追い込んでいるとも考えられる」「多くの人を粛清してきたやつのメッセージなんて信じられるか」「金正恩が米国に亡命するっていうメッセージじゃないのか」など、金正恩委員長の「特別メッセージ」に懐疑的な意見が寄せられた。

その一方で、「米朝国交正常化か」「開城工業団地にアップルの工場ができたりして」など、朝鮮半島平和への期待の声もみられた。

その他に、「経済制裁が効いたようだな」「文在寅(ムン・ジェイン)大統領もノーベル賞候補に入れてくれ」などとするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)

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