北朝鮮の金英哲氏一行、五輪閉会式途中退席はK−POP演出に抵抗感?―米華字メディア

Record China    2018年2月26日(月) 20時50分

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26日、平昌冬季五輪の閉会式に出席した北朝鮮の金英哲氏一行が、閉会式公演の途中で観覧席を離れたことについて、「韓国人歌手のステージを見ることに対する抵抗を感じたためではないか」との分析が出ているという。資料写真。

2018年2月26日、米華字メディアの多維新聞によると、平昌冬季五輪の閉会式に出席した金英哲(キム・ヨンチョル)北朝鮮労働党副委員長兼統一戦線部長一行が、閉会式公演の途中の午後9時55分ごろに観覧席を離れたことについて、「韓国人歌手のステージを見ることに対する抵抗を感じたためではないか」との分析が出ている。

韓国メディアによると、25日午後8時3分、平昌冬季五輪閉会式が始まり、五輪スタジアムの貴賓観覧席に登場した文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、イバンカトランプホワイトハウス補佐官と最初に握手を交わし、次いで中国の劉延東(リウ・イエンドン)副首相と握手し、最後に金英哲氏と短く握手した。貴賓観覧席に配席されたVIPは60人余りで、観覧席前列の文大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人の左側にイバンカ氏が座り、その隣に中国の劉副首相と韓国の丁世均(チョン・セギュン)国会議長が座った。文大統領の後ろには、韓国の金命洙(キム・ミョンス)大法院長やヴィンセント・ブルックス在韓米軍司令官、韓国の李鎮盛(イ・ジンソン)憲法裁判所所長、北朝鮮代表団の金英哲氏が順に座った。

金英哲氏一行は、K−POP歌手による演出が始まった午後9時55分ごろ、観覧席を離れた。韓国政府関係者は「宿泊先であるソウルのホテルから遠く離れているため、途中で離席した」と説明したが、一部メディアは「北朝鮮では韓国の大衆文化への接触が厳しく制限されているため、韓国人歌手のステージを見ることに抵抗を感じ離席した」との見方があることを伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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