IOCが日韓選手の友情を絶賛「五輪スピリットの典型」=韓国ネットでも感動収まらず

Record China    2018年3月7日(水) 8時20分

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6日、韓国メディアによると、平昌五輪で小平奈緒選手と韓国の李相花選手が見せた「涙の抱擁シーン」が国際オリンピック委員会(IOC)のホームページを飾った。資料写真。

2018年3月6日、韓国・聯合ニュースによると、平昌五輪で小平奈緒選手と韓国の李相花選手が見せた「涙の抱擁シーン」が国際オリンピック委員会(IOC)のホームページを飾った。

記事によると、IOCは5日、「平昌五輪のスピードスケート女子500メートルで世紀の対決を繰り広げたライバル、小平選手と李選手は友情を優先した」との内容の文章と共に2人の写真をホームページに掲載した。

対決では五輪の同種目3連覇がかかっていた李選手を破り、小平選手が金メダルを獲得。李選手は銀メダルとなった。

IOCは2人の対決について「トラック上のドラマというより、五輪スピリットの典型」とし、「レース後の2選手の生き生きとした写真が長い余韻をもたらす」と伝えたという。また、2選手の写真について「勝者の小平選手は韓国国旗を掲げ、涙を流していた李選手を抱きしめた。2選手はお互いに尊敬の意を伝え合った」と説明。さらに「日韓国民の心を溶かし、安倍晋三首相からも絶賛を受けた」と紹介したそうだ。安倍首相は当時、「2人が抱き合って励まし合う光景は本当に素晴らしいものだった」と述べていた。

その他IOCは、日本のネット上で「2選手の抱擁シーンを見て涙が出た」「全人類が待ち望んでいたシーン」などの声が相次いだことなども紹介し、最後に「2選手の友情は対立を乗り越え調和を目指す五輪の手本になった」と評価したという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「2人とも最高に格好良かった」「この2人が今大会の真の金メダリスト」「抱きしめた選手も抱きしめられた選手も温かかっただろう」「2人の友情のように日韓関係が良くなってほしい」「このシーンを見てからすっかり小平選手のファンになってしまった」「金メダルよりも濃い感動をくれた2選手。これがまさにスポーツだ」「なぜ涙が出るのだろう?」「何度見てもいい」などのコメントが寄せられており、まだまだ感動は収まらない様子だ。

その他「今後は五輪組織委員や審判もこのスピリットを学んでほしい」「このシーンを見て、日韓の国民が対立するのは日本政府による扇動が原因だと感じた。加害者が堂々としていたら、被害者は『和解しよう』なんて言えない」などと主張する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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