プレミアムテレビ市場でソニーが躍進!韓国LGを抑えて1位に=韓国ネット「ソニーと付いたら売れる」「でもパネルは韓国製」

Record China    2018年2月21日(水) 12時30分

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21日、韓国メディアによると、日本企業の激しい追い上げにより、プレミアムテレビ市場でサムスン電子とLG電子の足元が揺らいでいる。写真はソニーのロゴ。

2018年2月21日、韓国・東亜日報によると、日本企業の激しい追い上げにより、プレミアムテレビ市場でサムスン電子とLG電子の足元が揺らいでいる。

市場調査会社「HIS」によると、昨年の2500ドル(約27万円)以上のプレミアムテレビ市場で、ソニーが市場シェア36.9%を占め1位の座を獲得した。LG電子は33%で2位、サムスン電子は18.5%で3位となった。16年当時の同市場のシェアは、LG電子が40.8%で1位、ソニーは24.6%(2位)だった。

東亜日報はソニーが1位となった理由を「有機発光ダイオード(OLED)テレビ市場で急速にシェアを拡大したため」とし、「特にOLEDテレビシリーズの中でも価格が高い超プレミアムテレビを集中的に販売する戦略が功を奏した」と分析した。

昨年の3000ドル(約32万円)以上のOLEDテレビ市場で、ソニーのシェアは44%で1位を占めている。また、パナソニックも同市場シェアが16年の0.2%から昨年は21%に急上昇した。日本企業が同市場で61%ものシェアを記録したことになる。

電子業界の関係者は「ソニーはOLEDテレビの中でも高価なラインナップを中心にリリースしており、LG電子は1500ドル(約16万円)から3000ドル以上までのピラミッド型製品ラインナップを発表しているため、3000ドル以上の市場ではソニーのシェアが高くならざるを得ない」とし、「OLEDテレビを販売している企業がプレミアム市場で善戦すると市場全体が大きくなるため、肯定的な信号とみている」と語った。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「ソニーのOLEDテレビパネルは韓国製だぞ」「ソニーのテレビが売れたらLGも儲かる」などソニーがLG製のOLEDテレビパネルを採用していることや、「ソニーの画像処理技術は世界最高だからな」「LGはパネルは作れても画像処理技術が追いついていない」などソニーの技術を評価する意見が寄せられている。

また「頑張れ。日本に勝つんだ」「早いうちに反撃しないと取り返しがつかなくなる」など韓国企業への激励の声も見られた。

その他に「本体に『SONY』と付いたらとにかく売れる」との声や、「サムスンは本当に駄目になったな」と落胆するコメントもあった。(翻訳・編集/三田)

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